先入観って良いこと?悪いこと?

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あ広報担当の北海道脳神経外科記念病院の横山です。

 

「先入観って良いこと?悪いこと?」

 

またまたまた、イチケイのカラス第8話で出てきた甥っ子トークです。

 

「先入観」

 

よく言われることであれば、血液型がA型だから几帳面、B型だから自由奔放、O型だから大雑把、AB型だから二重人格などかなと。

 

私個人で言えば、方向音痴でナビがないと運転できません。男だから女性よりも道がわかってスムーズに運転できて当たり前というのも先入観かなと。男なのに?と言われることもあり、けっこうストレスだったりします。。。

 

あと、私たちの仕事でいうと思いついたのが、脳画像もそのひとつでしょうか。

 

脳画像は症状を予想したり、予後予測に用いたりともちろん有益なものであることは言うまでもありませんが、それだけで患者像をつくって介入してしまうと、先入観が生まれ、本当に重要な部分を見落としてしまう可能性もあります。

 

「病気を診るんじゃなくて、病人を診ろ」

 

よく昔から言われているこの言葉にも通じる部分があるのかもしれません。

 

いづれにせよ、物事はなんでもそうですが、先入観にもメリット、デメリットが存在しているということを理解しておくことが重要なのだと改めて感じました。

 

ちなみにイチケイのカラスの第8話の中で初めて甥っ子が登場しますが、これも意外すぎて先入観の怖さを感じさせられましたので、必見です。