広報担当の北海道脳神経外科記念病院の横山です。
研修会後のアンケートの中で重度片麻痺患者の治療について以外にも、「病棟との円滑な連携」について取り上げてほしいというご意見もいただきました。
そのため次回以降の研修会の準備も含めて、先日、「連携」について役員会研修会を実施しました。
私が若手の頃に師匠から、「リハビリと看護師は近い存在ではあるけど、交わることは絶対ない関係だ」と言われたことがあります。
その時は良くわかりませんでしたが、中堅となった今は少しわかったような気がします。
やはり看護師との連携はリハビリをしていく上で永遠のテーマであるのかもしれません。
回復期リハビリテーション病棟では、「セラピストマネジャー」という資格が存在します。
私はリハビリと看護師の連携にはセラピストマネジャーが重要となるのではないかと考えていますが、当院ではリハビリの主任や看護師の主任という立場はあっても、セラピストマネジャーは存在しません。
数年前から検討しており、当院でも昨年にようやく取得許可がおりました。
しかし、新型コロナウイルスのの影響で2020年度セラピストマネジャー認定コースが中止となってしまいました。
そしてまだ正式には発表となってはいませんが、今年はwebでの開催が予定されているとのことです。
セラピストマネジャーを取得し、交わることは出来なくてもより近くの存在で連携を図れるようにリハビリと看護師の懸け橋になれればと考えております。
また詳細が決まり、受講した際はご報告させていただきたいと思います。