広報担当の北海道脳神経外科記念病院の横山です。
3月26日の9時から第4回総会ならびに第9回研修会を実施しました。
総会は第4回を無事に迎えられ、毎年総会を開催できているということは当研究会の存続を意味するものですので、これもひとえに会員の皆様方のおかげと思っております。この場をお借りしましてら改めてお礼申し上げます。誠にありがとうございます。
また総会の中でも、代表の小野が話していたように、当研究会は来年度は変化の年と考えております。特に研修会の施設参加数を増加させることで、ディスカッション内容にも変化をもたせていきたいと考えております。さらにそこから会員数も増加させ、研究会自体の規模を拡大していけるようにと考えておりますので、今後とも宜しくお願い致します。
また第9回の研修会は、「機能改善と代償動作の優先度のばらつきについて、生活期リハからみた回復期リハ」というテーマで実施しました。
昨今の回リハ病棟は実績数のクリアのために、出来るだけ早期のFIM向上が目的となってしまうことも少なくありません。ただ、その煽りを受けるのが、患者様です。退院時に動作的には出来ることが増えたとしても、本当に機能改善が十分にはかれたかは疑問なこともあります。
回リハ病棟では今後もますます効率的な改善が求められてくると思います。
ただその中でも根拠を持った予後予測に基づき、効率的に機能を含めて動作改善が図れるように日々研鑽していかなくてはいけないと改めて感じさせられました。
まだまだ担当リハスタッフの技量や施設による差があるのが実情かもしれませんが、当研究会の目的でもあります、北海道内での神経理学療法提供にばらつきがなくなり、質が高い理学療法を提供できるように、個人・病院・研究会内でも頑張っていきたいと思います。
お忙しい中、ご参加ありがとうございました。