広報担当の北海道脳神経外科記念病院の横山です。
昨年12月3日に第20回北海道回復期リハビリテーション病棟協会主催の研修会に参加させていただきました。
特に今回はセラピストマネジャー同期のOTの塚田さんの発表もありましたので、楽しみに参加させていただきました。
他の発表も興味深いものばかりでしたので、私的に気になった点を箇条書きではありますが、記載させていただきたいと思います。
①片麻痺患者では、左右の振り向きができる、できないで転倒率が4倍違う。
②熊本リハビリテーション病院では、「熊リハパワーライス」と言って、MCTオイルとパウダーを混ぜて、量を変えずに効率よくエネルギー摂取可能となるように工夫している。患者様のためになるのはもちろんのこと、量を増やさずエネルギー摂取できるため介助が必要であっても負担は増えない。
③リハビリが受動的ではなく、能動的に患者様がなれるように、「からだそこそこ、こころうきうき」の病棟となれるように。
④リハマインドをみんなに伝えていく、「〇〇をやろう」等の方法を伝えるのではなく、目的で伝えていくようにする。
⑤チームワークには限界がある、最後は各個人のスキルアップが重要。
特に入院患者様は高齢となってきており、食事量確保も大変になっているため、MCTオイルについては当院でもさっそく栄養課にも確認してみたいと思いました。
どなたかのご参考になれば幸いです。