広報担当の北海道脳神経外科記念病院の横山です。
7月30日に第10回研修会をオンラインで無事に開催することができました。
今回は、「脳卒中急性期リハビリテーション〜その後の機能回復・生活を見据えて」というテーマで実施させていただきました。
そして、2回目となります、当研究会の会員の方からの症例提示をしていただきました。
この場をお借りして改めてお礼申し上げます、お忙しい中、山野先生誠にありがとうございました。
普段の研修に参加している時から感じてはいましたが、熱い気持ちをもった山野先生らしい発表でした。
特に私としては、前半のスライドの中で、「急性期のリハビリはセラピストのやる気次第」とあったところが気になりました。やはり急性期のリハビリは、「命に関わる部分も大きいため、なんとなく怖い=無理せず、できる範囲で無難にしておこう」と思ってしまう場合もあるのではないでしょうか。私もそうです。
でも急性期リハを専門にやっている山野先生であっても、症例提示していただいた患者様のリハには普段よりも慎重にやっていたことも話してくれ、恐怖心含めて、改めてみんな同じ気持ちなんだとも思えました。
なのでもちろんある一定の知識は必要ですが、そこから先は恐怖心とも闘いつつ、いかに目の前の患者さんの人生を背負えるかという熱い気持ちとやる気次第なんだとも思えました。
また今回は私の前職場の函館の高橋病院からも2名の先生方が参加していただけました。
当研究会の大きなテーマとしては、「ずれ」ですので、少しずつではありますが、新しい施設の先生方にも参加していただき、新しい風を入れていきたいとも思っています。
今後ともよろしくお願い致します。