広報担当の北海道脳神経外科記念病院の横山です。
「短所じゃなくて個性」
先日のブログでは私の短所の、「誰に対しても言葉で強く攻めてしまいがちなところ」をご紹介し、そのせいで衝突してしまったことをご報告させていただきました。
私の子供の頃や、中堅と呼ばれる年齢になっても、短所や問題点の改善を図ることが重要であると、親や先生、上司などから言われてきましたし、自分自身もそれが大切であると思ってきました。
そのため、自分の子育ての中でもできないことや苦手なことを克服できるようにと関わってきました。
昨年、保育園で担任の先生と上の子の面談に参加してきました。
その中でも、保育園で先生からみて問題となるようなことを中心に聞いてしまいました。
でも先生からの話は良いところが主であり、多少の問題となることがあってもそこは、「個性」として捉えており、保育園では改善行動を主とするのではなく、本人に意識させずに環境や言い方などでそうならないような工夫をして対応していきながら、長所をより伸ばせるように関わっていきますと返答をいただきました。
医療職という職業柄もあるとは思いますが、悪いところを探して改善を図る。医療の根底はそれだと思います。
でも最近はICFの概念が取り入れられてきており、悪いところ探しとならないようにという風潮にもなっています。
患者さんへの介入の際や、子育てもそうですが、まずは今一度自分を見つめ直し、悪いところばかりをみすぎず、自分の良いところをどうやってより伸ばせることができるかという視点をもっと大切にしてみようと思いました。
どなたかのご参考になれば幸いです。