永遠の平行線の関係

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広報担当の北海道脳神経外科記念病院の横山です。

 

先日看護部長を通じて、他院の回復期病棟の看護師さん達が見学に来ました。

 

正直言って重症率が高くなり現場は多忙を極め、他院に見せられる状況ではありませんでした。ただ、ありのままを見せて、さらに見せるというよりも現場の実情をさらけだし、お互いに意見交換できればとのことでした。

その中で当院の看護部長から、私達リハビリテーションマネジャーにもお声かけいただき、参加させていただくことができました。

お相手の看護部長さんから1番最初に言われたことが、「セラピストマネジャーという資格があるのを今回初めて知った」ということでした。

セラマネ資格が開始されてから10年程経過するにもかかわらずまだまだ認知度か低いということが改めて問題であると感じさせられました。

 

色々とご質問はありましたが、やはりリハと看護の連携の問題が多々でてきました。悩みとしてはどの病院も同じであると感じました。

 

私の師匠からは昔に、「リハと看護は近いようだが、決して交わることのない、永遠の平行線の関係だ」と言われたことを思いだしていました。

 

10年回復期で働き、かつプライベートで妻が看護師であるこということで、確かに近いようで遠い難しい関係であるとは常々感じています。ただ、セラマネの資格はそれを改善できる策の1つではないかと考えています。

 

今度は当院のほうから見学に行き、現状の体制を見直し、マネジャーとして本来実施したい、質を高められる活動を実施できるように準備を進めていきたいと思います。

 

どなたかのご参考になれば幸いです。