歩行能力の予後予測:研修会(役員内)

役員勉強会

歩行能力の予後予測

急性期脳卒中患者は意識障害や脳浮腫、脳内ネットワークの破綻から、様々な症状を呈することが多いです。

 

日々変化する症例にあわせて、予後予測を考えながら評価・治療を進めていくことが大切です。

 

理学療法士として考える機会が多い「歩行能力の予後予測」について研修会(役員内)を行いました。

発症1週間時点での歩行予後予測

引用元:Marie-Claire Smith,et al.The TWIST Algorithm Predicts Time to Walking Independently After Stroke.neurorehabil Neural Repair.2017

 

発症1週間時点の体幹機能から歩行能力の予後予測のアルゴリズムが示されています。

 

急性期以降、どのくらいの期間で歩行が達成できるかを考えることができます。

 

臨床場面においては、感覚障害や高次脳機能障害など改善度によって期間が遅くなるケースもあるかと思います。

 

急性期と回復期の連携を深める有益な情報になると思います。

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