広報担当の北海道脳神経外科記念病院の横山です。
「問題と正解のない世界」
西野亮廣さんのVoicyに上げられていたテーマです。
学生時代は問題を出されて正解を導き出すことが当たり前となっていました。
でも働くとそうではありません。
問題を解決することももちろんありますが、より良くなるように、正解のない答えを考えることが重要になることもあります。
いわゆる創造することですかね。
今当院で取り組んでいるプロジェクトの中でも、「なぜこのプロジェクトをやらないといけないんですか?今の自分たちのやり方のなにが問題なんですか?」と問われることがありました。
これは若手だと単純に能力や経験不足、中堅以上だと自分のスタイルの変化を嫌がったり、新しいことにチャレンジするのに面倒くささを感じてしまうことが多く、問題解決の方を優先してしまうことが関係しているのではないかと思います。
でも特に医療という現場は日々進歩しています。
一昔前に良いとされていたことも、現在では禁忌になっていることもある、極端な分野です。
さらに治療道具などの進歩著しいので、その情報なども仕入れていかなければなりません。
もちろん働き方はそれぞれでということは承知していますが、時代の流れに臨機応変に対応して変化させていけなければ、患者さんに提供する最低限のラインも下がってしまい、最悪の場合悪くしてしまう可能性もあります。
当院の問題提起は上司からがほとんどです。
少しずつでも問題を与えられる前に自分達で日々現状よりも良くするための問題を考えて、それを愚痴だけではなく、行動へと移していけるようにしていきたいと思います。
どなたかのご参考になれば幸いです。