人に相談すること。男なんだからの呪縛。

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広報担当の北海道脳神経外科記念病院の横山です。

 

相談の大切さについてを5月17日の鴨頭さんのVoicyでお話されていました。

 

みなさんは悩んだら誰かに相談できていますか?

 

7月9日の私のブログで役割の数について記載させていただきました。役割の数が多い分、悩みの数も多くなりがちだと思います。

 

中堅の年代になると夫として、父として、子供として、理学療法士として、先輩として、リーダーとして。。。

 

それぞれの役割に応じて、相談できる、する相手が違うと思います。

 

でもそれ以前に、「男なんだから」という言葉に邪魔されて相談自体出来ていないということはないでしょうか。

 

私自身、男であり、さらに長男でもあります。そのため子供の頃から、「お兄ちゃんなんだから」という言葉で我慢したりすることが多くありました。

これが大人になっても残っているのか、人に相談したり、甘えたりすることが苦手です。

 

自分自身でも、「男なんだから、長男なんだから弱音を吐けないし、吐いても良い目で見られないと思ってしまうし、だから我慢しないといけない」と思ってしまいます。

 

これは私だけではなく、周りの方もそう思っている方が大多数なのではないでしょうか。

 

「男は弱音を吐かず我慢して結果をだす、多くを語らないほうが格好いい」

 

このようなことが美徳と考えられていたからではないでしょうか。

 

でもこの、「男なんだから、男のくせに」のような言葉は、現代でいえばハラスメントに該当する場合もあるのかもしれません。

 

現代においては男女平等の社会であり、男だってもっと弱音を吐いたり相談したりして良いと思います。

 

でも、最近は相談の場として活用されていた飲み会は自粛となり、より相談しにくい環境となっていると思います。

 

私自身は当研究会の役員や、最近でいうとセラマネの受講者の方たちが同じ悩みを共感できているので、良き相談相手となっています。

 

そんな中、先日当研究会の役員に第二子が生まれました。おめでとうございます。

その役員から私の5月29日のブログ内容についてコメントいただけました。

その役員は普段は夫や父としての姿はあまり見せないタイプだと思っていたので、驚きましたが、それと同時にとても嬉しくも思いました。

同じことで悩んでいる人がいる。そんな人に少しでも参考になれば嬉しいですし、悩みを共感してもらえるだけでも十分。

 

当研究会は中堅理学療法士としての役割での相談の場ともなれるようにしていきたいと思いますので、ホームページのお問い合わせ等から、ご相談などもお気軽にしていただければ嬉しいです。

 

どなたかのご参考になれば幸いです。