広報担当の北海道脳神経外科記念病院の横山です。
前回はリハビリテーションマネジャー業務についてご説明させていただきました。
今回はこの名称についてですが、事務長からは好きにつけて良いと言っていただきましたので、色々と悩みました。その中で結果的には無難と思われるかもしれませんが、リハビリテーションマネジャーとなりました。
「リハビリテーション=機能訓練」というイメージが徐々に一般化されてきているように感じます。
しかし、「リハビリテーション」とは、元々、「re(再び、戻す)」「habilis(適した、ふさわしい)」からきています。
つまり、単なる機能訓練という意味合いだけではなく、「全人間的復権」、少し噛み砕いて言えば、「人間らしく、自分らしく生きるための権利の回復」と言い換えることもでき、そのための活動全てが、「リハビリテーション」と言えるのだと思います。
なので、「リハビリテーションマネジャー」とは、「再びその人らしく生きられるように関わる多くの職種をマネジメントする役割」と考えています。
中堅になると、「プレイングマネジャー」という立場で働かれている方も多いのではないでしょうか。一プレイヤーからマネジャーへ・・・。
重要な役割だとはわかっていても、切り替えが難しいですね。
どなたかのご参考になれば幸いです。