マネジャーになるために

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広報担当の北海道脳神経外科記念病院の横山です。

 

先日セラピストマネジャーの資格合格を報告させていただきました。

 

1月になってからはリハビリ部含めて多部署へのプレゼンを繰り返しております。

やはり視点が違えば様々な意見があり、スムーズにとはいっていませんが、資料含めてブラッシュアップできてきていると思います。

 

またそんな中、私が以前働いていた職場の師匠からチームに関することでまとめた資料をいただくことができました。

 

師匠はいつも私が壁に直面したときに、ベストなタイミングで欲しい言葉や資料などを与えてくれます。私にとっては神的存在です!

 

いただいた資料は、エイミー・C・エドモンド 「チームが機能するということはどういうことか」〜TEAMING〜学習力と実行力を高める 実践アプローチ というものです。

 

今後はマネジャーとして、特にチームのマネジャーとしてのマネジメント業務を中心に実施していきたいと考えていたので、まさにドンピシャの内容でした。

 

その中で、昨今は、ジェネラリズムが専門化へ、協働が自主性へ、権限が権力へ、チームワークが個人主義へと変化してきているということでした。

 

当院でも、チームワークが個人主義にということはとても感じている部分です。

 

時代の流れかもしれませんが、多くの衝突は望まずに、スマートに専門家としての役割を果たすことに重点を置いているように感じます。たしかに各専門家が本当に質の良いスペシャリストばかりであればそれでも良い成果はあげられるのかもしれませんが、医療の現場では若いスタッフも大勢いるため、なかなかスペシャリストばかりというわけにはいきません。

 

また医療のチームは職種の地位の問題もあり、医師を頂点としたピラミッド型になっているのが現状だと思います。

よく患者様を中心に各職種が円になっている図なども見かけますが、実際は地位の問題でそうではありません。

 

ピラミッド型のチームの問題は頂点、または次の下の意見が強くなり、他のメンバーが意見を言いにくくなったり、言ったとしても反映されにくいということが問題にあがります。医療で言えば、医師・看護師の立場になります。

 

ただ、本当に患者様を中心に考えるのであれば、医師や看護師の意見が全て正しいということはありません。その他のスタッフの意見が1番患者ファーストかもしれません。

 

本当に患者ファーストの意見を引き出せるようにするのが、チームのマネジャーとしての役割だと考えています。

 

まだ実際の活動は行えていませんが、またなにか決まりましたらご報告させていただきたいと思います。

 

どなたかのご参考になれば幸いです。