マスク社会だからこその語彙力

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広報担当の北海道脳神経外科記念病院の横山です。

 

「マスク社会だからこその語彙力」

 

ワーママはるさんのVoicyで取り上げられていたテーマです。

 

新型コロナウイルスが流行してからマスク社会となりました。

 

流行前から当院では患者さんへより医療者の表情が見えるようにとマスクの常時使用は禁止とされていました

まぁーただのコスト削減の理由付けだけなのかもしれませんが。。。笑

 

でも現在は出勤中はもちろんですが、それ以外でもマスク着用が当たり前となっています。

ワーママはるさんのVoicyでも話していましたが、マスク着用することで表情がわかりにくくなったことでより言葉を、語彙力が重要になったと私自身も思います。

 

病院内の患者さんでいうと、言語化が難しい失語の患者さんが想いをより伝えにくい、また聴覚障害の患者さんが相手の口の動きがマスクで見られず、コミュニケーションが取りにくい、またその他の患者さんでも、スタッフの機嫌が悪そうに見えて頼みにくい、相談しにくいというお声もいただきました。

 

私自身はマスク社会になったこと、また研修会などもweb開催が主になったことで、私自身はなるべく普段よりオーバーなリアクションで声のトーンも意識して気をつけるようになりました。

 

あとは改めて言葉、語彙力がより重要になってきていると感じます。

 

普段の患者さんへの説明もより丁寧にわかりやすく、またご家族への説明は感染対策の影響で時間も限定されていますので、さらに端的にわかりやすくということを気をつけるようになりました。

 

振り返ると新人の頃よりも知識や技術の向上はもちろんですが、意外に語彙力が1番向上したのではないかとも思います。

 

そして、今回のコロナ禍でマスク社会になったからこそ、より語彙力を高められる良い機会であると捉えて日々臨床、またインプットもしながら鍛えていきたいと思います。

 

どなたかのご参考になれば幸いです。