広報担当の北海道脳神経外科記念病院の横山です。
「チーム」
セラピストマネジャー研修の中ででてきたテーマです。
チームとは、メンバー2人以上からなり、理念やミッションが共有されていること。
メンバーが目標・目的・ゴールを目指していること。
役割分担がされていること。
チームにはシナジー効果がある。
シナジー効果とは、個々で発揮していた力よりも、その効果がさらに上回ることとされています。
医療チームでのシナジー効果とは、チームを構成する各専門職の専門性とメンバーそれぞれの自律性から生まれる。
<良いチームの条件>
①チームひとりひとりが尊重されている
②必要な情報共有ができている
③メンバー間に信頼や敬意がある
④各自が責任を果たすことに誇りをもっている
⑤目標達成のために、メンバー同士が対等に意見交換することができる
当院のチームの現状は、個人主義で横のつながりが不十分ですが、経験年数が高いことで個人主義でもある程度の結果は出せてしまう。
また、中堅からベテランになると、妥当性のある目標設定等が可能となる。ただし、それは現実的ではあるが、患者様の可能性を狭くしてしまう危険性もある。
逆に経験が浅い若手スタッフや他職種のスタッフは、わからないからこそ妥当性は低くなるかもしれないが、その分チャンレンジングな目標設定となることもある。それを対等に意見交換して、チームとしての答えを出すことが重要では?
今リハで取り組んでいるADLを通しての横のつながりの向上は、良いチームをつくる上でも重要なことになりえるかもしれない
中堅と言われる年齢だからこそ、個でなんでもやってしまうのではなく、後輩やチーム育成、そしてチームが育成することでの自分への還元までを含めて考えながら日々取り組んでいくことが大切であると改めて感じさせられました。
どなたかのご参考になれば幸いです。