セラマネ取得後の展望

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広報担当の北海道脳神経外科記念病院の横山です。

 

最近体調崩しており、更新滞っておりました、すみません。

 

以前からお伝えしていますが、現在セラピストマネジャー取得に向けて研修を受講しています。

 

そこで今回改めて取得後の展望を書いていこうと思います。

 

①他職種を知る。

当院で今テーマとなっています、横のつながりの強化とも関係しますが、まずは他職種のことをもっと知る。どういう業務があって、どういう時間の使い方をしていて、どのくらいの担当患者をもって、どう関わっているのか、どの時間なら空きが出やすいのかなど、まだまだ知らないことだらけで、セラマネの研修内容でも他職種のことが出てきますが、当院の臨床現場においてまずは他職種がどう働き、どう考えているのかをもっとみんなで知れるような活動をと考えています。

 

②縦のマネジメントだけではなく、横のマネジメントを強化していく。

昔から各部署ごとのマネジメント、いわゆる縦のマネジメントは当たり前に実施されており、なんなら強すぎて、縦のマネジメントが他職種から自分の部署のことを守ることになっているとも当院ではあります。

では、横のマネジメントは?というとほぼ皆無です。回復期リハビリテーション病棟にリハ医がいる場合はまた別かもしれませんが、当院は主治医制で回復期には病棟医が在棟しているだけであり、そこまでの統率力はありません。

そのため、各患者のチームのマネジメントであったり、回復期リハビリテーション病棟のスタッフの育成をセラマネ取得後から新たに取り組んでいきたいと思っています。

 

③単位取得以外の成果を目に見える形として示す。

主に横のマネジメントのことになります。今は基本的に私達は単位であったり、在宅復帰率、アウトカムなどの数値で表せられるものを成果としており、量として評価されるものとなっています。

しかし、マネジメントは基本的には質の話となり、数値など目に見える形での成果を示しにくい形になってしまいます。だからと言って平均18単位以上働きながら、マネジメントもしてということは、現代の働き方改革においては逆行している形となってしまいます。

目に見える形として示すことも大切ですが、そればかりを追い求めすぎず、周りのスタッフが、セラマネが居てくれて質が高まったと自然に感じてもらえて、必要性があると思ってもらえるようにしていにたいと思います。

 

まぁ色々と理想を語りましたが、まずはセラマネ取得が最低条件なので、第2、3クール研修、試験と頑張りたいと思います。

 

どなたかのご参考になれば幸いです。