コンフォートゾーン

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広報担当の北海道脳神経外科記念病院の横山です。

 

「コンフォートゾーン」

 

ご存知でしょうか。

 

またまたお恥ずかしながら私は最近初めて知りました。

コンフォートゾーン→ストレッチゾーン→パニックゾーン

 

コンフォートゾーンは安心感があり居心地の良い場所

 

ストレッチゾーンとは、コンフォートゾーンから少しでて、少し不安やストレスがある場所

 

パニックゾーンとは、許容範囲を超え、ストレスや負荷が強すぎる領域です。この領域でも、成長できる可能性もありますが、潰れてしまう可能性も考えられ、出来れば避けた方が良い領域と言われています。

 

コンフォートゾーン=ぬるま湯という表現でも良いのでしょうか。

 

私は以前当院の回復期リハビリテーション病棟開設当時から行われていたリハビリカンファレンスの内容等に関して見直しを図りました。

私自身もですが、周りからも色々と問題を指摘するような声も聞かれていましたので。。。

 

ただ話を進めて行く中である方から、「変わらないことはダメなことですか?もし変わることで負担が増してここを辞めてしまう方が出る方が問題なのでは?変えてほしいと思う人がいる反面、変わってほしくない人もいるいる、ぬるま湯としての受け皿があってもいいのでは?」と言われました。

 

私の中ではなかなかなかった考え方でした、でも今の世の中働き方も色々でたしかに一定数そのような方達もいるのはその通りだと思いました。そのような方達にとってみれば、「また余計なことをして」と思っていたかもしれません。

 

私にとっての正義や当たり前のことも、他人にとっては赤になってしまったり、当たり前ではないこともある。

 

恐るべきコンフォートゾーン、恐るべきぬるま湯、恐るべきストレス。。。

 

組織が大きくなればなるだけ、色々な考え方や意見があり、面白い反面難しい。

 

コンフォートゾーンから抜け出すためにはやはり環境というのが非常に大切になってくるのだと感じました。

 

私は前の職場は4年、今の職場が9年目に入りました。

 

私は飽き性ということもあってか、自分で刺激を求めていく傾向にあるので、ストレッチゾーンには身を割と置いているとは思います。

 

でも9年目ともなると少なからずぬるま湯には浸かっていると思います。

 

以前の次元上昇のブログでお伝えしましたが、たぶん私的にはこの研究会が私にとってのストレッチゾーンとなっており、この研究会に身を置いているから職場にも刺激を持ち帰ることができるのだと思います。

 

ただどうしてもぬるま湯は気持ちよく、時間を忘れて長く浸かりやすいため常に意識していないと引き込まれてしまう可能性は高いと思います。

 

今年35歳の中堅理学療法士、まだまだ成長したい反面、家庭もあるので今の生活を維持することも大事。そんなことあれこれ考えつつ、人生の帰路に立っています。

 

ぬるま湯恐るべし。。。